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ひな祭り
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- 2020.02.10
皆さんこんにちは!
ロイヤルパークアルカディア久留米キッチンスタッフです。
二月ももうすぐ半ばに入り、あと少しで三月になりますね。
三月の行事といえば、ひな祭りが有名ですが、
今回はそんなひな祭りの行事食について少しだけお話しします。
ひな祭りと聞いてパッと思い浮かぶのが、「菱餅」と「ひなあられ」ですよね!
菱餅といえば、現在は緑、白、桃色と春らしいパステルカラーの
三食が重なったひし形のおもちですが、もともとは古代中国で食べられていた
母子草のもちがルーツで、母と子が健やかにとの願いが込められていたそうです。
この三食のもちにはきちんと意味があり、
桃色・・・着色に使うクチナシの実には解毒作用があり、赤は魔よけの色。
白 ・・・菱の実からなり、血圧を下げる効果がある。そのことから、
子孫繁栄、長寿、純潔などの意味。
緑 ・・・よもぎには厄除け効果があり、健やかな成長という意味。
こうしてみてみると、どの色にも健やかな子に育ってほしいという願いが込められていますね。
また、菱餅はそれぞれ色を重ねる順番ではるの情景を表現しているんです!
下から緑→白→桃色
・・・雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている情景。
白→緑→桃色
・・・雪のなかから新芽が芽吹き、桃の花が咲いている情景。
このように、情景を思い浮かべることで、菱餅も違って煮えてくるのではないでしょうか?
ひなあられは、その昔、ひな人形をもって野山や海辺へでかけ、
お雛様に春の景色をおみせする「ひなの国見せ」という風習から、
その時にごちそうと一緒にもっていったのがひなあられとされています。
また、関東と関西では作り方も違く、
関西のものは、米粒大の大きさで甘い味で、主にポン菓子を砂糖などで味付けしたもの。
関東のものは、醤油、塩で味付けし、甘くないものだそうです。
このように、行事食の一つ一つにはそれぞれの意味や歴史があり、
食事と歴史は切っても切り離せないものということがわかりましたね!
皆さんも今後行事食を食べる際は、その歴史などについて深く調べてみると、
今までとは変わった楽しみ方ができるかもしれませんね。
アルカディアブログをご覧いただきありがとうございました!
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